JBC公認ドリラー制度の趣旨

本記事は、公認ドリラー制度が発足した平成11年(1999年)4月当時の視点で書かれており、団体名・官庁名も当時の名称のまま掲載しています。JBC(全日本ボウリング協会)は2024年4月に公益財団法人JAPAN BOWLING(略称JB)へ改称、文部省は2001年1月の中央省庁再編により文部科学省になりました。

 
 
 JBC公認ドリラー制度の趣旨
 
平成11年4月からJBC(財・全日本ボウリング協会)により日本における公認ドリラー制度がスタートいたしました。これは文部省の指導により、ボールにルールがあるのにそれを加工する側に何の資格制度がないのは不備だということが理由の一つになっています。

ボウラー団体として、文部省に認められているプロ協会と全日本ボウリング協会が日本におけるこの制度を確立していくことが望ましい、ということで準備に 入ったのですが、それぞれ独立した団体のために調整に時間がかかり、結局アマチュア団体である全日本ボウリング協会から、制度としてスタートすることに なったのです。おそらく将来的には日本の統括した公認制度となることは時間の問題であろうと思っています。

その公認ドリラー制度は今年で5年目に入りますが、ここでの大きなテーマは国際ルールに準拠した、日本のルールを確立することと公認ドリラーの育成を目的としたランキング制度の確立が当面の課題になっています。

公認ボールひとつをとっても、アメリカではABC/WIBC(アメリカボウリング協会)におけるボールの公認制度があり、製造されるボールのほとんどが公 認ボールとして市場にでています。もちろん日本でも輸入ボールにおいてはABC/WIBCの公認を受けたものが入っていますが、今までは公認されていない ボールの使用も黙認されていましたが、公認ドリラー制度発足とともに、公認ボール以外の使用が禁止され、公認ボールの使用を義務づける。という制度が実現 しています。

私も公認ドリラーの認定委員を仰せつかり、現在委員としてお手伝いしておりますが、アメリカ同様に、このライセンス制度がドリラーの社会的地位の向上と、 ドリル&インストラクションのレベルアップが図れるよう、そしてその事がボウリング業界の発展の一助になるような活動をしてゆきたいと考えております。
 
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