IBF(国際ボウリング連盟)のウレタン規制による国内の対応

 
 
 IBF(国際ボウリング連盟)のウレタン規制による国内の対応
 
ここ数年話題となっているウレタンボール規制についてお話しておきます。

USBC(全米ボウリング協会)がウレタンボールに関する様々な検証を実施した結果、昨年、2022年8月1日以前に製造されたウレタンボールの使用を全面禁止する決定を発表、世界的に波紋を呼んだことはご存じの方も多いと思います。ウレタンボールは「オイル吸収速度の遅いボール」というカテゴリーで定義され、ウレタンに限らず90分以上オイル吸収時間がかかる、高性能コアを搭載したボール全てが対象となっています。何故禁止になったかの理由ですが、オイル吸収の遅いボールはレーン奥にボールに付着したオイルにより激しいキャリーダウンを起こすため、オイルパターンをデザインした本来の意味をなさなくなること。さらに表面硬度の変化が激しく、投球することで規定を大きく下回り、硬度規定に収まらない事態が頻繁に起こるなどが主な理由です。

この対応策としてUSBCは2025年12月31日より米国内で販売されるオイル吸収の遅いボールは硬度が78D以上でなければ認められなくなり、同様の問題を抱えるPBA(米国プロボウリング協会)、JPBA(日本プロボウリング協会)も2025年から78D規定を採用しています。

タイムラグはありますがIBFもUSBCの規制に同調し、2026年2月以降の国際大会で使用できないボールリストが発表され、USBC認証ボールリストにある78D以上のボール以外の使用禁止を即時の実施として発表いたしました。

この改正に従って、国内ルールを統括する「JBOボウリングルール」もIBFの決定に準じることになりましたが、それぞれのボウラー団体の事情もあり、各団体により運用方法に多少の違いがあるようです。

各団体に所属するボウラーは、それぞれ団体ごとの「使用に関する指示」に従って競技に臨んで頂きたいと思います。
 
←前の記事へ ボウリング最新事情 一覧へ 次の記事へ→